誰かの役に立つためにブログを書くってことを細田守監督から学んだ

ぼくは『時をかける少女』と『サマーウォーズ』を見たことがある。
嫁さんは『おおかみこどもの雨と雪』を見たことがあった。
違う映画を見た2人だけど、細田守監督の映画は凄くいい!と思った。

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2人ともワイルドスピードみたいな迫力のある映画が好きで、言い方は悪いが細田守監督が作る映画は好んでは見ることはない。

だけどお互い細田守監督の映画に出会うことになった。

何故なのだろう。

今日テレビの番組表を見たらたまたま『プロフェッショナル 仕事の流儀 アニメーション映画監督・・・・』というのが目に入ってきて、思わず録画をした。

そして、見てみると細田守監督を300日間密着取材するという内容だった。これは運命なのか、必然なのか。少し笑ってしまった。

見進めるうちに細田守監督が映画に込めた思いを知ることが出来た。

時をかける少女はドジな女の子が失敗を繰り返して成長していくという内容。

細田守監督は『ハウルの動く城』の監督を担当したが製作に生きずまり、監督を途中交代させられたらしいです。
味わった挫折に負けずに頑張ることで、また映画を作ることが出来たよという実体験を映画に込めています。

サマーウォーズは不仲だった親戚とこんな関係になれたら良かったという願望。

おおかみこどもの雨と雪は子供についての悩みから生まれた作品。

全て自らの苦しい経験を作品にぶつけていったそうです。

『バケモノの子』という映画も自分の父親が仕事一筋だったらしくあまり思い出がないみたい。こんな関係になりたかったというのを熊徹と九太で表しているそうです。

どれも凄く人間味のこもった映画ですよね。

ぼくは挫折と他人に対する不信感、1人を好むようになったときに、時をかける少女サマーウォーズに出会いました。
嫁は子育てに悪戦苦闘しているときにおおかみこどもの雨と雪に出会っています。

人生では何かに苦悩しているとき、必ず道が開けたり背中を押してくれるキッカケがあります。

悩んで悩んで悩み抜いて作った細田守監督の映画にぼくたちが出会えたことは必然だったのでしょうね。

映画がぼくたちを呼んでいたのでしょうね。

スケールが全然違うけど、それってブログで記事を書くときにも大事なことですよね。
読者は悩みを持って解決を探しに、自分のブログに行き着くことがあるはずです。

そこで記事を読んでもらうことで一歩進んでもらえたら素直にすごく嬉しいと思うし、そういうブログじゃないとダメだと思う。

さすがに、人生キッカケになる記事までは書けるか分からないけど。

とにかく誰かの役に立つ記事を書こう。
それがブログを書くってこと。
悩んでいる人しかブログに来ないと思うから。