ぼくが思う本当に「読むべき本」とは
ぼくは月に4、5冊本を読みます。
普通の会社員だったらどれだけ読めてもこれぐらいですよね。高知には年間2000冊読む人もいるみたいだけど。すげ〜
最近では「64」「リスクの神様」「天空の蜂」などを読みました。
ビジネス本、自己啓発本とかは一時期読んでましたけど今は全く読みません。結局どれも書いてる内容は一緒だし、数冊読めば満足です。
最終的には本の内容通りに自分が行動を起こせるかどうかでしょう。
読むべき本、それは小説です。
何故小説なのか
本は何のために読むのでしょう。教養を身につけるため?文字を読むという訓練?娯楽のため?いい文章を書くため?
こんな風にいろいろ人によって目的はあると思いますけど、ぼくは想像力を豊かにするためだと思っています。
想像力です!だから小説。
小説をただ読んでいるだけの人はいないと思います。
小説は想像力を豊かにする
最近読んだ「天空の蜂」
この本の最初の内容は
巨大ヘリコプターが犯人に盗まれ、自動操縦で原発の上まで飛行し、上空でホバリングをする。盗んだ犯人は脅迫状を警察などに送り、要求をのまなければヘリコプターを原発に墜落させるという設定
すごく簡単な説明ですがこんな感じから始まります。
今この文章を読んでどんな状況なのか想像しませんでしたか?それ!それが大事なんですよ!
天空の蜂 : 迅速な対応に驚き!本木雅弘、江口洋介の“良き父親”エピソードを披露! - NAVER まとめ
あなたはどのように想像しましたか?答えが1つじゃないというのも小説の面白いところ。
原発があるなら、海も近くにあるはずだし、ヘリコプターも巨大って人によって感じ方が違いますよね。
こうやっていろんな想像が小説では出来るんですよ。
他にも登場人物に湯原一彰という巨大ヘリコプターを作った人がいます。仕事ばっかりで家族には無関心な人です。
こうやって登場人物においても、その人の特徴が必ず小説には書かれているのでどんな人か想像しているはずです。有名人でなくても友達でもこいつに似てそうだなぁみたいな感じで。
この想像するという力が大事なんですよ。
なぜ想像する力が大事なのか
でも、なぜその目標にしたんでしょう?
それは、そうなれたらカッコいい、面白い、お金が儲かるという風に想像したからではないですか?
ビジネスでも、こんな物があったら便利だなぁと想像したから作ったりします。
この想像する力がないとなりたい自分の将来でさえ想像することが出来ません。なりたい自分を想像出来ないのになれるわけなどありませんよね。想像力がない、乏しいからです。
いつも今日しか見てないなんてことになります。
想像力がある人は違います。将来のなりたい自分を事細かく想像しているんですよ。言い換えれば事細かく想像することが出来るんです。
想像する力があるからです。
想像すれば目標が叶うということではありませんが、想像さえ出来ないと叶うわけないですよね。
こうなりたい、こうなったら楽しいな、そんなことを想像し、叶えることが人生においての醍醐味でしょ(^^)
だからまず想像することが大事なんです。
だから読むべき本は小説なんです。
人の気持ちも想像できる
俺だったらこれされたら嫌だなぁ。
これやってあげたら喜ぶだろうな。
これも想像ですよね。
相手の気持ちを想像する。
想像出来ないと相手を悲しませてしまったり、恋人を喜ばせてあげることも出来ない。
完全に孤立した人間になっていくでしょうね。
でも、相手の気持ちは実体験で分かっていくものかもしれません。どこで分かるか。それは学校です。
ぼくは学校とは勉強するところではなく、集団生活の中で相手の気持ちを理解することが出来るようになるところだと思っています。
いろんな人と一緒に触れ合うことで感情を感じる、想像出来るようにする。
でも、もっと相手の感情を分かるようになるにはやっぱり小説です。実体験では結局相手が感情を教えてくれないときもある。でも小説ではターゲットの感情を事細かに書きます。
これでこう思ったりするんだ〜
と分かることで、あなたが実生活でそうする相手の感情を想像することが出来ますからね。
やっぱり読むべき本は小説でした。
想像力のある人間は素晴らしい。
努力なんて多すぎるほどでも足りないのよ。目に見えるもの目に見えない事まで想像して形にして自分だけのオリジナルにしていかなければならない。大人になってから子供の頃以上の想像力と夢を形にして行かないと。私に夢をくれるPeach sugar snowありがとう、そしてこれからも支えます
— 小林清美・K&Mミュージック代表 (@kmmusic2) 2015, 9月 5
人間として生まれると、他の動物にはない誇りが心に生じるのだと思います。学校の成績より、他者の苦しみを思いやれる想像力のある人間こそ素晴らしいのです。
— 瀬戸内寂聴bot (@jyakucho_bot) 2015, 9月 6